【中学教員】自分の適性がわかった。辛いことも多かったが、生徒との思い出は楽しいものがほとんど。違う現場で頑張る。どこかで大人になった生徒たちとご縁があったらいいな。

【中学教員】自分の適性がわかった。辛いことも多かったが、生徒との思い出は楽しいものがほとんど。違う現場で頑張る。どこかで大人になった生徒たちとご縁があったらいいな。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
29歳

【当時の職業】
中学校 英語

【当時の住まい】
実家暮らし。
独身。
父、母、弟

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
高校で2年間教鞭をとっていましたが、病気とけがで仕事を続けることが困難だったので、療養のため教職から遠ざかっていましたが、やはりもう一度学校現場で先生がしたいと思い、臨時の期間限定で学校で働きました。

【環境と仕事内容】
公立中学校の2年生の英語担当。
2年生の副担任。
女子バレーボール部顧問。
校務分掌は生徒会。
1学年30人クラスで4クラス。
特別支援学級は、知的と情緒各1クラスずつ。
給与はそれなりにもらっていた。
土日は部活動の指導。
平日は家に帰っても教材研究など仕事があった。
毎日残業。
連絡すればすぐに保護者が学校に来てくれる。
ある意味熱心で協力的。

【大変だった時期】
もともと1学期だけの臨時採用だったので、その期間ずっと。




【大変だったこと】
地方の公立中学校なので、若い職員がほとんどいない。
2年生の担当で20代が私だけ。
中学校はじめてでとまどうことも多く、同い年の先生(私よりキャリアある)と比べられてつらかった。
公立の教員と言うことで、先生たちのプライドが高い。
意識高い。
それが嫌だった。
やんちゃな男子たちは、私の授業ではやりたい放題妨害する、寝る、言うこと聞かないが、他の先生の前だとおりこうさんに授業を受けている。
他の先生方に困っていると相談しても、自分で何とかしなさいと言われるだけだったので、精神的にきつかった。
心療内科にも通った。
部活動の指導で、前の先生の引継ぎもわからないままやっていて保護者とトラブル。
「前の〇〇先生がよかった」と言われた。

【大変だった期間】
1学期間だけの契約だったので、その期間ずっと。




【当時の心境】
初めての中学校現場、学校が遠方だったので、車で通わざるを得なくて、ペーパードライバーだったので、車の運転の練習、慣れない職場のストレスで体調を崩してつらかった。
1学期間だけならと、期限が決まっていたので割り切って頑張ることにした。
部活の指導で、1年生の子たちは慕ってくれたので、1年生とのかかわりは癒しだった。

【職場が大変だった原因】
教員などの対人職の適性がそもそも自分にはないからなのでは。
メンタルや体が弱い。
体力ない。
前任者からの引継ぎもよくなされていなかったから。




【仕事で良かったこと】
部活の指導が楽しかった。
正顧問が土日いろいろ理由付けてこなかったので、実質私が部活をしきっていた。
なので保護者も生徒も私を頼ってくれてうれしかった。
部活の指導が私が一番輝けた場面。
不器用ながらも一生懸命やっていたのが伝わったのかも。




【特にひどかった最悪の出来事】
生徒からものを盗まれたこと。
生徒から舐められ、ベテランの先生方からいびられ、大変な仕事で辞めたいし休みたいなかでなんとか頑張っていくために前の職場で使っていたチョークを大事にしていた。
私がちょっと席を外していたときにそのチョークがなくなっていて、探したら、階段で粉々になっていた。
犯人はだいたいわかっていたけど、その子を問いただすわけにもいかず、担任の先生に相談したら、穏便にということで、その生徒にはやんわり注意して終わった。
「きっと珍しい色のチョークだったから、ついとってしまったんじゃないの?」その子はADHDの診断がついている子なので、あまり周囲が厳しく言えなかったのかわからないのですが。
とはいえ、人のものをとるのは犯罪でしてはいけないこと。
私の大切なものはなくなったし、そして盗んで壊した生徒当人は次の瞬間に忘れてしまっていたこと。




【相談した人・助けてくれた人】
慣れない職場でメンタルがかなり病んでいて、保健室の養護の先生に相談したら、「なんでそのくらいで泣くの?同い年の〇〇先生は頑張っているよ。」と言われた。
ショックだった。
他の先生は40,50代の先生ばかりで年齢が離れている、プライドが高いので、相談できなかった。

【改善のための行動】
相談しても、解説しないこともあった。
自分でどうにかしなさいと言われたので、前の職場の同僚に相談した。
前の職場は私立で高校だったので、重なるところは少なかったが、一緒に働いている人たちよりも親身に相談にのってくれた。




【現在の状況と心境の変化】
その中学校で働いていたのは9年前。
もう教職にはつかないと決めて、契約期間が終わったあとは別の職種についている。
生徒はおおかたかわいかったので、ごくたまにまた学校現場に戻りたいと思うことがあっても、現状、学校現場で仕事をすることはないと思う。
今の職場は学校現場にはなかった別の困難があるが、また次のステップに進みたいので、大学院への進学を検討している。

【学んだこと】
特別支援教育に興味があって大学院まで行って研究したが、私は学校現場に出てみて、教職は向いていないとわかったこと。



【当時の自分へのアドバイス】
時が過ぎるのを待ちなさい。
一生そこにいるわけではないのだから。
子どものためにちゃんとしなくてはではなく、お金のため、生活のためと割り切るのも大切。
あまり思いつめないこと。
自分が悪いとばっかり思わないこと。
たまには自分ではなく、他の人が悪いと思うこと。
自分の考えをキャリア関係なく、時には喧嘩する覚悟で言ってもいいのではないか。