【小学校教員】30代になると年上の同僚がいながらも自身が主任になることも。とてもやりにくく人間関係に悩むが、管理職からは「主任なんだから。」と罵られる日々。

【小学校教員】30代になると年上の同僚がいながらも自身が主任になることも。とてもやりにくく人間関係に悩むが、管理職からは「主任なんだから。」と罵られる日々。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
30歳

【当時の職業】
小学校特別支援学級担任

【当時の住まい】
賃貸マンションで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
子どもや教育、特別支援に関する職業に携わりたかった。
教育大学を卒業し、地元の教員採用試験に合格し、就職した。

【環境と仕事内容】
全児童600名、職員数40名程の小学校の特別支援学級担任として勤務。
同じ学級には、担任が5名体制の年、2名体制の年など年度によって様々。
子供たちは1〜6年生の発達段階の異なる児童が在籍、毎年新入生が入る。
土日祝日は休みであるが、自宅で作業をすることや休日出勤することもしばしば。
給与については年齢と共に上がり、30代前半で手取り27万円程、年二回の賞与あり。

【大変だった時期】
6年ほど働き、主任になり、特に大変さを感じるようになった。




【大変だったこと】
基本的には7時〜20時頃まで勤務していた。
繁忙期には0時過ぎまで勤務したり、持ち帰りの作業を徹夜で行うこともあった。
特別支援に対する理解のある同僚と、あまり理解を示していない同僚がいた。
特別支援学級では常に自分以外にも担任がいることが多いので、指導に関する考え方や子供への愛情などの温度差を感じて悶々とすることが多かった。
子供や保護者には恵まれていたが、狭い環境のもと、他に理解者が得られない中での担任間での人間関係がとても辛かった。
労働時間については若い内はよかったが家庭をもつようになってからは、家庭を大切にしたい半面その時間が取れなかった。
教材研究、仕事量を決めるのは自分であるが、そこの時間を割くと、満足のいく教育はできないと感じた。

【大変だった期間】
やめるまで続いた。




【当時の心境】
人間関係に悩み、夜寝付けない、動機がする、体が重くなり朝起きられない、涙が止まらない等の症状が現れた。
それでも働いているとやはり子供たちの成長に感動したり保護者の温かい関わりに触れたりすることで助けられた。
最後の年は秋ごろに、休職を考えるようになったが、その勇気もなく、年度いっぱいでやめようと決断し、どうにか3月まで働いた。

【職場が大変だった原因】
特定の人物、また「主任なんだからあなたがどうにかしなさい」と言ってくる管理職、この二人との関わりが辛かった。




【仕事で良かったこと】
子供たちとの日々はかけがえのないものだった。
優しくて可愛くて毎日癒された。
人生において大切なことを子供たちから教わった。
助けてくれる同僚もたくさんいた。
あたたかい言葉をかけてくれる保護者がたくさんいた。




【特にひどかった最悪の出来事】
人間関係に悩み、夜寝付けない、動機がする、体が重くなり朝起きられない、涙が止まらない等の症状が現れた。
通勤途中で冷汗が止まらなくなったり、電車の中で倒れてしまうこともあった。
体の不調に悩み、何度も内科に通った。
最終的には職場の勧めで精神科も受診したが、精神的な面での原因は自分の中ではっきりとしていたため、辞めることが最善だと思い退職する決断した。
特定の人物の、子供への接し方や教育に対する思い、などに疑問を感じていた。
仕事も分担できる相手ではなかったので、自分がほとんどの仕事を背負った。
自分が年下であるにもかかわらず主任という立場であり大変やりにくかった。
管理職の一人からは「あなたは主任なんだからしっかりやれ、面倒を見るべきだ」「あなたの関わりがよくない」と何度も言われた。
子供の前でも様々なことを言われた。




【相談した人・助けてくれた人】
担任外の先生が気付いてくれてこちらが話す前に、相手の同僚の働きぶりや子供への接し方についての疑問を話してくれた。
相手の同僚に指導をしてくれた。
理解者がいることに心から安心した。
校長に相談する場を設けてくれた。
校長はいつも親身に聞いてくれた。
だが結局、相手が変わることはなかった。

【改善のための行動】
理解してくれる人に話すことで心が救われた。
どうしても体が動かなかった日は休んだ。
味方になってくれる人はいたが、同僚の態度が改善することはなかった。
転勤の予定もなく、付き合いが長くなることを考えると絶望的だった。




【現在の状況と心境の変化】
辞めて主婦になり、1年がたった。
心も体も健康に過ごすことができ、家族も安心している。
金銭面では不安もあるが、それでもやめて本当に良かったと思う。
パートや在宅ワークをするようになり、視野が広がった。
人間関係も広がった。
家庭での時間を大切に過ごせるようになった。
豊かな人生を過ごしていけそうだと思うようになった。

【学んだこと】
辛さを一人で抱えるのではなく人に話すことでどれだけ心が軽くなるかということ。
退職で人生が前向きに過ごせるということもあること。



【当時の自分へのアドバイス】
無理を続けるのは絶対によくない。
心も体もぼろぼろになり、家族にも大きな心配をかける。
もっと早く、だれかに話したらよかったかもしれない。
そしてもっと早くに理解を得られていたらよかった。
休む勇気をもつことも大切。
辞める勇気をもつことも大切。
分かってくれるひと、助けてくれる人を存分に頼ること。
迷惑をかけたくないという思いがとてもよくわかるが恩返しは後になってじっくりできるはず。