【小学校教員】子供の頃は憧れだった「先生」という仕事。実際はできない先生、やらない先生や年々仕事量を増やす制度のせいで理不尽なことばかりを知ってしまった話

【小学校教員】子供の頃は憧れだった「先生」という仕事。実際はできない先生、やらない先生や年々仕事量を増やす制度のせいで理不尽なことばかりを知ってしまった話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳ごろ

【当時の職業】
小学校

【当時の住まい】
初任3年目までは実家暮らし、4年目から夫と2人暮らしになりました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
その職場にまだいるが、今は育児休暇中





【就職のきっかけと経緯】
志望していた大学を諦め、高校の担任に薦められた教育大学への進学です。
周りにも「先生に向いてそう!」と言ってもらえていたので、変な自信をもって、教員の道へ進みました。

【環境と仕事内容】
初任は2クラスの比較的小さな学校でした。
初任ではまずもたない1年生の担任から始まり、翌年には5.6年の持ち上がりでした。
そして異動先でもいきなり高学年担任、さらには女性では珍しい体育主任になりました。
学校1のモンスターペアレントと呼ばれる保護者の担任や、保健所との情報交換が必要な家庭も経験しました。

【大変だった時期】
初任校の3年間、異動してからの1年目です。




【大変だったこと】
1校目は通勤に1時間ほどかかったので、帰りが終電間際という日が続いたこともありました。
休日や年末年始、お盆休みも地域の活動やスポーツ活動の引率や応援に行かされました。
2校目は比較的大規模な小学校だったので、様々な同僚、子供、保護者がいたので、それを運動会などでまとめるのは大変でした。
校長が頼りなかったので、職員たちの方向性がバラバラで、上への不信感も大きく、職員会議は形だけのものだったのを覚えています。
また、保護者対応も学年に丸投げでフォローしてもらえず、保護者と喧嘩したこともありました。
これはどの学校もそうだと思いますが、勤務時間内に仕事が終わる日はほぼありませんでした。
持ち帰って残業が当然でした。

【大変だった期間】
初任から産休に入るまでずっとです。




【当時の心境】
学年によって仕事量が違う、受け持つ仕事内容によっても軽重の差が激しすぎる、だからといって仕事量の多い仕事に手当がつくわけでもなく、公務員なので年功序列の給料制度…仕事をしない年上の先生を見て毎日のようにイライラしていました。

【職場が大変だった原因】
年々先生の仕事量が増えていることが1番の原因だと思います。
また、「〇〇先生は…が得意だから」といった理由だけで任される仕事が多く、それに対する評価や給料アップがまるで無いことだと思います。




【仕事で良かったこと】
卒業式で教え子を送り出す日です。
保護者にも感謝され、子供達の成長も感じられました。
また、6年の担任じゃない年も、1年を通して子供達の成長を感じられたときは、やりがいを感じることができたように思います。




【特にひどかった最悪の出来事】
学年の先生に裏切られた時です。
私が提案した意見について会議で各学年に意見を求めることがあり、相談する時間を設けた後、各学年の意見を主任の先生が話すというシステムだったのですが、私の学年の主任は相談タイムに何も話さなかったくせに、全体で学年の意見を発表する際に、私の提案には賛成できないという意見を堂々と話した時は本当に驚きました。
先生によって価値観が違うことは様々な方とお仕事する中で感じていましたが、まさかこんなせこいやり方で蹴落としてくる先生がいるとは…と思い、絶望感を感じたのを覚えています。
そんな主任のクラスは荒れまくっていたので、仕事できないくせに偉そうに話している姿を見て余計に腹が立ちました。




【相談した人・助けてくれた人】
同じタイミングでその学校に赴任した同期の存在はとても心強かったです。
よく飲みに行って愚痴を聞いてくれたり、学校でしんどそうにしていると連絡をくれたりして、ありがたかったのを覚えています。
いつもイライラしている時に助けてくれました。

【改善のための行動】
学校をより良くしようと改善案を会議で提案しても、「今までの学校でそんなことしたことないから…」と偉そうに語るベテランの先生たちをたくさん見てきました。
経験値には勝てないのか(年数より働いてきた内容だとわたしは思っていますが)何度も負けたのを覚えています。




【現在の状況と心境の変化】
現役を離れて2年ほど経とうとしているので、今どうなっているかは分かりませんが、同僚からの話ではコロナ対応も増え、さらに激務だと聞いています。
自分の子供をもった今はあれほど激務で拘束時間も長く、心も疲れる仕事には戻りたく無いと思っています。
自分の子供たちとの時間を大切にしたいので、育休後は別の仕事に就こうと思っています。

【学んだこと】
どこの職場もそうだと思いますが、理不尽なことが多いということ、「子供のために」と長いこと仕事をしている先生が美学だという考え方がまだ抜けないこと…などです。



【当時の自分へのアドバイス】
公務員である以上、どれだけ頑張っても給料は上がらない、仕事をしない年上の先生に腹を立ててもその人達は変わらないから、腹を立てる必要すらない、とりあえずクラスが荒れないように自分のことだけきちっとやっておけばOK、子供へのサービス精神に酔って仕事をしてある人を尊敬して、仕事に生きてはいけない、自分のプライベートな時間を大切にしてほしい…などです。