【高校教員】大学卒業後、夢を持って教師に。子供たち一人一人の人生に関わり、どんな悪でも全力で関われば変わる

【高校教員】大学卒業後、夢を持って教師に。子供たち一人一人の人生に関わり、どんな悪でも全力で関われば変わる

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
30歳

【当時の職業】
高校

【当時の住まい】
賃貸マンションで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
学生時代わからないことが多く、授業についていくことができなかった。
そんな生徒を一人でも減らしたいという気持ちで就職を決めた

【環境と仕事内容】
高等学校で全校生徒は500名程度職員の数は70名程度が在籍している。
生徒指導課に所属し、毎日問題のある生徒の対応を行ってきた。
放課後は運動部の指導を行い、休日もなく毎日練習をしていた。
保護者から預かっている子供たちを少しでも楽しく部活動をさせてあげたい一心で活動できる機会を減らしたくないと思い毎日部活動を行った。
給料はどれだけ時間外労働しても支払われることなく業務をこなしていた。

【大変だった時期】
担任を持ち始めた頃、生徒への対応がとても大変だった




【大変だったこと】
クラス経営、保護者対応、生徒との関係性を常に考え行動し、クラス経営が上手くいくと初めは褒めてくれて自分も調子良く一生懸命仕事ができました。
子供たちもこんな取り組みをしてみたいと考え行動するようになると、周りから冷たい目で見られるようになりました。
子供たちの取り組んでいることはわがままではなくより良い学生生活を送るために行動しました。
自分も子供たちにいい笑顔で卒業してもらいたい一心で接してきたのですが、周りからはこのクラスは勝手なことをしている。
あの先生はえこひいきしている。
あいつは仕事ができない。
と職員同士で足の引っ張り合いが起こりました。
この時初めて、「出る杭は打たれる」という言葉を身に染みて感じました。

【大変だった期間】
6年間は続きました




【当時の心境】
教師という職業は井の中の蛙で、世間を知らない人が多くいます。
こころの狭い人が多数存在するのだと気づきました。
子供たちが笑顔で全力で取り組むことにダメなことはダメと言い、良いことは全力でサポートし、子供たちが笑顔で学校に登校する姿を見れたことはとても充実した日々でした。

【職場が大変だった原因】
教師と言う職業が原因だと感じました。
一定数自分の考えが正しいと勘違いして、違う考えの者を批判する方が多いように感じる。




【仕事で良かったこと】
部活動もクラス経営も同じく、最後卒業式の時にありがとうございましたと笑顔で話しかけてくれたり、サプライズで何かプレゼントを用意してくれたりと大変な思いもしたけどやっててよかったな、間違ってなかったかなと思えた。




【特にひどかった最悪の出来事】
修学旅行での携帯電話と服装についての問題です。
修学旅行では携帯電話の使用を禁止することとなり、また、遊園地やテーマパークで観光をする際も常に制服で行動することが決められました。
思い出を写真で残したい生徒もいる中、授業担当の教員がそんな携帯電話も使用させてもくれない修学旅行はダメだと批判。
それを授業で生徒に行ってしまったせいで生徒たちは燃え上がり携帯電話を使えるようにしろと猛抗議。
保護者、在校生を含めたほとんどの生徒から署名をとり、校長に提出する事態に発展した。
テーマパーク内でも同様、制服で観光もさせてくれない修学旅行はダメだと生徒に言う教師も現れ、これも生徒から猛反発を食らうことになり、担任団はとてもたいへんなおもいをした。




【相談した人・助けてくれた人】
出る杭は打たれると思ったとき、その状況を感じ取った先輩教員から、出る杭は放置していると危ないから叩いてもとに戻そうとする。
けど何回も出て、出て、を繰り返すとだんだん疲れて打たなくなる。
そして出過ぎてしまえば打たれることはなくなる。
どんどん出ろと言われたこと。

【改善のための行動】
改善するためには納得させる必要がある。
納得させるためには納得あっせる者の信念が必要となります。
自分の核となる部分を再確認し、その基準と照らし合わせて正しいのか正しくないのかを判断し、指導を実施してきた。




【現在の状況と心境の変化】
たいへんな経験があったからこそ今では多少しんどいことがあっても動じることなく行動することができている。
後輩もでき、自分がされて嫌だったことも同じようにしているところもある。
しかし、自分自身の核となる部分と比較して善の行動か、悪の行動かをよく考え、悪の指導であれば行わないようにし、人材育成をおこなっている

【学んだこと】
無視、賞賛、批難この三要素は本当にあるんだと学んだ。
批難で終わらずここを突破できる人間はどの業種でも活躍することができる。



【当時の自分へのアドバイス】
自分の信念を持ち、子供たちと向き合い仕事をする。
周りの顔色をうかがい仕事をするのではなく、子ども一人ひとりの人生を背負っているので正しいことか、間違っていることなのかの判断し、ダメなことはちゃんとダメと伝え、良いことは全力でほめてあげる。
教師とはそんなに偉い人でも何でもないから大きく見せようとせず、自然体で子供たちと向き合いなさい。