大学卒業してから中学校3年生の社会科教員となる、校内が荒れ放題で授業にならず、心身ともに疲れ果てた毎日。

大学卒業してから中学校3年生の社会科教員となる、校内が荒れ放題で授業にならず、心身ともに疲れ果てた毎日。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
26歳

【当時の職業】
中学校で社会科を教えていた

【当時の住まい】
当時は実家暮らしだったので、食事などの家事は楽をさせてもらっていた

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し無職





【就職のきっかけと経緯】
昔から教員にあこがれており、特に部活動の指導をやりたいという思いから教員採用試験を受けたが、不合格だったので臨時採用に応募し、地元の中学校で就職した

【環境と仕事内容】
主に中学校の2年生の副担任と柔道部の顧問を担当しました。
また社会科の授業は2年生と3年生を担当し、また院内学級の担当でもあったので長期入院の児童がいた場合は病院で授業を行う必要がありました。
地方だったので給与面はよかったですが、部活動などが土日も行わなければならなかったので休みはほとんどありませんでした。

【大変だった時期】
大卒1年目だったが、当時の中学校がとても荒れており、中学三年生の社会の授業がとても大変だった




【大変だったこと】
当時の中学校はとても荒れていたので、まず授業を行っていくのがとてもしんどかったです。
中学校3年生の社会科の授業は最初こそ静かでしたが、時間がたつごとに寝るものや勝手におしゃべりをされるもの、またいきなり喧嘩をするものや勝手に教室を飛び出して、どこかへ行ってしまうものなど、いろいろな生徒がいました。
注意を何度もしますが聞く耳をもってくれず、さらには180センチをこえる男子生徒が自分に迫ってきて暴れることもあり、授業をするのがとてもしんどかったです。
また柔道はこれまで指導したことがなかったので、どうやって指導すればよいのかが全然わかりませんでした。
また問題を持った保護者もおり、練習の指導方法などにいちゃもんをつけて文句を放課後にくることもあり、とてもしんどかったです。

【大変だった期間】
1年間ぐらい続いた。




【当時の心境】
当時は朝起きて準備をしようと思うのですが、体がゆうことを聞かず、とてもしんどい思いをしていました。
一度はもうこんな苦しい思いをするんだったらいっそのこと死んでしまおうかと思ったこともありました。
ただなんとか授業をしていこうという思いで一日一日を過ごしていきました。

【職場が大変だった原因】
やはり自分の実力不足が一番の原因だったと思います。
そこから生徒指導の方法などを勉強したり、職場の先輩にどうすればいいかを聞いたりしました




【仕事で良かったこと】
1年間やり通した後に、違う中学校へ行くことになりましたが、その時に柔道で教えていた子どもが、泣きながら感謝の言葉を言ってくれたことで救われた思いになりましたし、この仕事の良い部分なのかなと感じました。




【特にひどかった最悪の出来事】
ある生徒が授業中に私語が多かったので注意をしたところ、激高して自分のところに来て胸倉をつかみ、文句を言ってきました。
自分は冷静に注意をしてその生徒を諭していましたが、聞き入れることができないその生徒が暴れだしました。
ほかにも生徒が教室内にいたので、ケガなどの大きなことになる前になんとか沈めなければいけないと考え、その生徒を廊下へ連れて行こうとしたところ、自分の腹を数発殴ってきました。
自分自身は痛かったですが、やり返しては大問題になると思い、痛がりながらもなんとか廊下に出すために頑張り、その間にほかの生徒が違う先生を読んできてくれたおかげで、その生徒を違う場所に連れていき、はなしをすることができましたが、とてもしんどかったです。




【相談した人・助けてくれた人】
同僚の先生に食事などに連れて行ってもらって愚痴などをきいてもらったり、相談に乗ってくれたりしてくれることで、自分の中のストレスがなくなっていきました。
また困っていることがあれば助けてくれる方もおり、とてもありがたかったです。

【改善のための行動】
一番は生徒との信頼関係です。
やはりこの先生だったらいうことを聞かないといけないという関係をいかに早く作ることができるかが大事です。
そのために子供の話の聞き方や授業のやり方。
また言葉がけなどを勉強しました。




【現在の状況と心境の変化】
それから小学校へ移動して6年生の担任などをするようになりました。
しんどかった時の経験が今はとても生きていると思います。
一年間を見据えたやり方を身に着けることができたので、いまでは充実した学校生活を子どもたちが送ることができるぐらいの実力がつき、卒業式の時にはとても感動しました。
また教員として復帰したい思いもあります。

【学んだこと】
一番は人の話をしっかり聞き、良い所を吸収していくということです。
それをしなければ成長することができないと考えます。



【当時の自分へのアドバイス】
一つは子どもに好かれようと思って距離を自分から詰めていってはいけないということ。
また全体を見ながらまずは子どもたちの観察をしていき、どんな人間関係があるのか、またどんなことに興味を持っているのかなどを知ること。
そうしていけばどうやって信頼関係を気付けるかがみえてくるので、がんばって1年間乗り切っていこう。