【小学校教員】中学校から憧れていた教員という職業。しかし、現場はあまりにも荒んでいる。

【小学校教員】中学校から憧れていた教員という職業。しかし、現場はあまりにも荒んでいる。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
小学校

【当時の住まい】
就職して半年間は実家でしたが、激務すぎて勤務地に近い場所で一人暮らしを始めました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
大学の求人でたまたま見かけたのがきっかけです。
中高の求人ばかりの中に、小学校が1つだけという状況に妙に惹かれたことを覚えています。

【環境と仕事内容】
小学校の体育のみを指導する立場でした。
当時は複数の学年の体育を週に12コマ担当しており、お昼休憩などもあってないようなもの。
子ども同士のトラブルがあれば、休憩はありません。
私立の学校だったので、保護者から求められる質が非常に高い印象です。
給与は新卒で月収25万以上で賞与が5ヶ月ほどで非常に良かったと記憶しています。

【大変だった時期】
1年目が一番大変でした。




【大変だったこと】
職員の人間関係はよくありませんでした。
特にベテラン層と中堅・初任者層の2つに分断されている印象です。
その結果、腹を割って話をすることもできず、連携も取りにくくなり、結果として学年として機能はしていませんでした。
そうなると、子どもたちの統率も取れなくなり、保護者からのクレームも増えます。
どうにか好循環に回そうと校長先生が動こうとするも、ベテラン教員の圧力に負けてしまい何も動けず、現状維持。
負のループにハマることで学校の評判も下がり続け、私が在職していた時は年々入学者数が現象していく一方でした。
現在は新型コロナウイルスの影響もあってか、公立の対応よりも私立の対応の方が良いだろうという思い込みで入学者数は増加していると聞きました。

【大変だった期間】
ずっと続いていました。




【当時の心境】
一番もどかしいと感じたのは、志が高い方が少ないように感じたことです。
「別に荒れていても、1年過ごせば離れるから大丈夫。」
「何もしていなくてもお金がもらえるんだから、頑張る方が無駄だよね。」
そんな空気感でした。

【職場が大変だった原因】
私が思うに、抽象的な経営方針を掘り下げていくことができていないことが原因かと考えていました。
経営方針は抽象的で良いかと思いますが、それぞれが別の解釈をしていると力が分散してしまい、
組織も分断されてしまいます。




【仕事で良かったこと】
数少ない志の高い仲間や上司に巡り会えたことは幸運でした。
過去ではなく、未来を語ることができたのが本当に良い思い出として残っています。
現在は教員として働いておりませんが、現状維持ではなく常に変化していくことの大切さをあらためて実感した瞬間でした。




【特にひどかった最悪の出来事】
授業中に怒鳴り込んできたベテラン教員がいたことは今でも忘れられない最悪の出来事です。
怒鳴り込んできた理由として、授業の前日に私が特定の子どもに指導した言葉に腹を立てていたようです。
私がどのような言葉で指導したのか具体的には思い出すことができませんが、きっと良くなかった部分があったと認識したのは覚えています。
しかし、なぜ授業に割り込んでくるのか。
そして、なぜ怒鳴る必要があるのかは全く理解できませんでした。
もちろん、子どもたちは私が怒鳴られている様子をみているので私の立場もありません。
そのような出来事は一度のみでしたが、そのような行動を容認している校長、教頭が何を考えているのか全く理解できませんでした。




【相談した人・助けてくれた人】
同じ教科の上司には本当に助けられました。
私自身、溜め込んでしまうタイプなのですが、悩んでいることを察して帰る時間を遅めてくださることもありました。
「俺が教えてやる。」というスタンスではなく、「何かあった?」と私の心の中から悩みを引き出してくれる方でした。

【改善のための行動】
ベクトルを自分自身に向けることを意識しました。
すべて相手の責任とすることは非常に簡単に悩みを解決できますが、根本的ではありません。
変えられるのは自分自身だけだということを常に考えて行動していきました。




【現在の状況と心境の変化】
収入の面では確実に教員時代の方が良かったです。
しかし、一生この現場で働き続けることが自分自身が求めているのかを
見つめ直した結果、新しい業種、職種で挑戦したいという結論に至りました。
現在は収入も約半分になり、日々学び続けなければいけない状態ですが非常に充実しております。
まずは、収入の面をもとに戻せるように何ができるかを考えてひたすら行動していきます。

【学んだこと】
助けてくれる人はいるが、最終的には自分次第だということ。
冷めた言葉になってしまうが、結局は自分自身しか頼りにはできません。
他力本願ではなく、自分が何をするかにフォーカスしていきたいです。



【当時の自分へのアドバイス】
周りのサポートがあってこその今、ということを伝えたいです。
その理由としては、周りへの配慮や感謝が足りていなかったと考えているからです。
「あの時、感謝の言葉をちゃんと掛けていたら。」
「なぜ、自分のことばかり考えた行動をしてしまったのだろう。」
18. で自分自身がすべてと書きましたが、それは他人を蔑ろにしろということではありません。
常に一人では何もできないから誰かに支えられている、だからこそ、独り立ちできるように
努力し続けることが重要なんだよ、ということを伝えてあげたいです。